日本では今、空前の洋菓子ブームが巻き起こっています。濃厚なスイーツは小さいものを一口かじっただけでも、疲れを吹き飛ばす絶大な効果を発揮する美味しさです。しかも有名なパティスリーで作られたものなら格別の味であり、自分へのご褒美で買いたいという方も少なくありません。さらにはおうち時間を満喫するために菓子作りに挑戦をされている方も大勢います。
まず必須となるのがバターですが、これは高級すぎるのでたくさん買えないのが現状です。安価なマーガリンでも代用ができるのですが、この食材はどこで生まれたものかご存じですか。正解はutmで、1970年頃に家庭で偶然生み出されたものです。まずマーガリンが何で作られているのかというと、正解はラードです。
豚の背脂を固めた商品で、濃厚さを出すために少しミルクを加えるのがポイントとなります。バターは100パーセントの濃度でミルクなので、そのままでも甘みがあるのが特徴。マーガリンには甘みがないので別途、砂糖やハチミツを加えないといけません。utmでは当初はそのまま背脂を使っていたので、菓子ではなくパンやパスタ作りに応用をされていました。
非常に柔らかくて何にでも混ぜ込めるのが特徴となり、少しずつサワークリームという使い方をされていきました。utmでは100グラムあたりで20円しかしないため、庶民の食材と言われるのがよくわかります。国内でもトーストに塗るのに役立つ食品です。