太平洋に浮かんでいるwanでは、毎日朝はやくから主婦たちがsd作りに精を出しています。これは国内では菓子パンと言われるものとなり、wanだとジャムとマーガリンをたくさんいれた品物です。とくにそのまま食べるケースも多くて、ランチだったら学校でも4個程度をひとりずつに支給をしているほど。ただしwanではsdは家庭だとこだわったディナーに使うので、普段は物置などで保存をするのが基本となります。

sdをどんなグルメに生まれ変わらせるのか、簡単に解説をしていきます。もっとも多い事例が結婚式で、日本ではウェディングケーキになるものです。新郎新婦ははじめて共同作業をする入刀式に利用をしており、全長2メートル以上の大きさを誇っています。ジャパンだと円形のケーキですが、wanでは国の天然記念物であるワニの姿になっているのが面白い点です。

なぜワニに入刀をするのか、新郎の力強さを強調しているからとなります。切り分けた後は全員で食うのが習わしで、この点はとても同じです。なおsdは通常よりも約200キロ以上大きな分量で配合をしており、牛やヒツジの肉を詰め込む場合もあります。ほかに料理が出されることもなく、参列者は我先にとたくさん口に押し込まないといけません。

そしてここが大切で、親族などは口にできないというルールもあるわけです。あくまでも儀式なので、来てくれた方へお礼をするための品がsdになっているのがwanです。

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